Purpose

政策保有株や遊休資産を売却し売却益を得る。自社株買いによって資本を圧縮する。このような施策によって、ROEや株価といった指標を改善することは決して難しいことではありません。こうした施策は株主からの還元要求に応えるものとして評価されることもあります。

しかし、その裏側で、研究開発や設備投資、メインテナンス、人材への投資が後回しにされているのであれば、それは本当に企業の未来につながる経営と言えるのでしょうか。経営者の皆様が毎期苦心して生み出している利益は、誰を豊かにし、誰の未来を作っているのでしょうか。

「企業は株主の物」だからという理屈でこれを正当化することは、将来世代のために良い経済システムを残すことになっているのでしょうか。

決算書上の利益一辺倒に傾倒した経済システムに、私たちの未来は託せない。

私たちは、企業が生み出してきた収益と付加価値を適正に分配し、中長期的な投資によって持続的な成長を目指す経営・経済運営について研究しています。

About Us

スズキ研究室は、英国オックスフォード大学博士・元主任教授のスズキトモ教授指導のもと、学部生・修士生の計20名程度で構成されています。応用経済社会制度設計を専門とし、中国、インド、東南アジア、日本等において会計やファイナンスの方法を用いた制度設計・公共政策に従事された先生のご経験から、成熟経済社会となった現代日本におけるアプローチをマクロ・ミクロの両面から日々研究しています。

その過程においては、6W2H+Eの観点を基礎としており、世の中の教科書に疑問を呈するところから始めます。現場に足を運び、議員の先生方や官僚の皆様とも協働させていただき、実質的な仕事をすることを主眼に置いています。

直近では、各々の企業の哲学や置かれた環境が反映される形での企業開示を可能にする「DS(付加価値分配計算書)」の導入支援をさせていただいております。ご興味を持っていただいた企業の皆様には、スズキ研究室が根底の理念から具体的な作成手順までご説明させていただき、次年度からは自律的に計算・応用いただけるよう伴走させていただいております。

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